私の夫は英語・ポルトガル語・スペイン語を話します(日本語も少々)。子供の名前を考えるにあたり、そんな外国人目線で印象の良い名前・そうでない名前が分かったので、まとめてみます。正直、巷で「グローバルに通用する名前」として紹介されている名前の中には、これはどうなんだろうと思ってしまうものもあります。海外でも印象の良い名前を考えている方の参考になれば幸いです!


【男の子編】

印象の良い名前
  • HIRO(ひろ):これは定番中の定番ですね。海外受け間違いない名前です。HEROと発音が似ているので意味も良いし、覚えやすい。海外でも日本人の名前として認知度があります。
  • RUI(るい):英語でLuisという名前があるからか、馴染みやすいです。ハーフの子でも多いですね。
  • RIKI(りき):英語でRickyという名前に似ているので、すんなり受け入れられます。
  • KENTO(けんと):英語でもKentという名前があるので、問題なしですね。
  • KENJI(けんじ):英語でもKenという名前があるからか、覚えやすいし響きも良いです。
  • YUGO(ゆうご):You goとなってしまうのでおすすめできないと命名本に書かれているのを見たことがあるのですが、ヨーロッパにはHugo(国によって、ウーゴ、フーゴ、ヒューゴなどと発音される)という一般的な男性の名前があります。これに似ているので、耳にしたときに紛らわしい名前ではないです。しかもHugoには"Strong in spirit and mind"という素晴らしい意味があるんですよ!
  • KAITO(かいと):英語ではKite(凧)という言葉が似た発音です。耳馴染みがよく響きも格好良いです。この名前もハーフの子に人気ですね。夫の実家でも好評でした。
  • TAIGA(たいが):Tigerと似ているので、耳馴染みが良いです。
  • AKIRA(あきら):海外でも有名な日本の漫画のタイトルなので、馴染みがある外国人は結構います。響きも明るく素敵です。
  • KENZO(けんぞう):海外でも有名なブランド名なので、外国人にも馴染みがあります。「~ZO」という響きは勢いがあって格好良いです。
  • KAZ(かず):発音しやすく、覚えやすいです。ただし、英語的に発音すると「キャーズ」という感じです。
  • TARO(たろう):”〇〇TARO"とか長めの名前でもOK。響きが格好良いらしいです。古風な名前ですが、グローバル社会では、日本らしい名前は個性的で逆に強みにもなり得ます!
意見の分かれる名前
  • KOUKI(こうき):この名前、海外で通用する名前として挙げられているのをよく見るのですが、その視点で命名をしたいと思っているのであれば、私はおすすめはしません。英語で一般的に使われる男性器の名称でcockという言葉があります。これを連想してしまう英語話者は夫だけではないようです。
  • EITO(えいと):数字のeightと似ていて覚えやすいですが、だからこそ「8」はどうなの?海外の学校でからかわれない?と、夫はあえて選ぶことはしませんでした。
  • EIGI(えいじ):これも英語のageと似ていて覚えやすいですが、「年齢」という意味に捉えられる言葉を名前にするのはどうなの?と、夫はあえて選ぶことはしませんでした。
  • SHU(しゅう):shoe(靴)を連想するので夫はあえて選ぶことはしませんでした。
  • MASA(まさ):ポルトガル語ではパスタという意味だそうで、夫はあえて選ぶことはしませんでした。

 

【女の子編】

印象の良い名前

女の子の名前は男の子以上に、海外の名前と似ているものがたくさんありますね。

  • ANNA(あんな)←Anna
  • CREA(くれあ)←Clare
  • EMI(えみ)←Amy
  • EMA(えま)←Emma
  • EMIRI(えみり)←Emily
  • ERINA(えりな)←Elenoar
  • ERIKA(えりか)←Elica
  • EMIRI(えみり)←Emily
  • HANA(はな)←Hannah
  • JULIA(じゅりあ)←Julia
  • KARINA(かりな)←Karina
  • MARI(まり)←Mary 
  • MARIA(まりあ)←Maria
  • MARINA(まりな)←Marina
  • MAYA(まや)←Maya
  • MISA(みさ)←Misa
  • MIA(みあ)←Mia
  • NAOMI(なおみ)←Naomi
  • RISA(りさ)←Lisa
  • SARA(さら)←Sarah  などなど…
  • SAKURA(さくら):sacred(神聖な)と響きが似ているからか、美しく聞こえるらしいです。
  • AYANA(あやな):これは英語で似た名前があるわけではないのですが、夫の耳にはとても美しく聞こえるらしいです。
  • YUKA(ゆか):こちらも英語で似た言葉があるわけではないですが、響きが良いらしいです。
意見の分かれる名前
  • YURINA(ゆりな):YURIAという名前は海外でもあるのですが、YURINAとなると尿を意味するurin(ユーリン)(ポルトガル語ではurina(ウリナ))を連想させてしまうことがあります。
  • SATOMI(さとみ):sat on me(私の上に座った)と聞こえるらしいです。MISATOも同様のイメージとのこと。
  • KOTOMI(ことみ):coat on meと聞こえるらしいです。MIKOTOも同様とのこと。
  • HITOMI(ひとみ):hit meと聞こえると言われることがありますが、夫はそんなことはないとのこと。ただ、ポルトガルやフランスではHの発音をしないので、ITOMIと発音されてしまうかもしれません。
  • 〇〇KO(~~子):ヨーロッパでは、最後がOで終わるのは男性名である国が多いのでしっくりこないとのこと。

 

【番外編】

日本語ビギナーの夫にとっては、以下の名前は違う言葉を連想するからあえて選ぶことはしたくないとのことでした。夫のような状態の人はごくわずかなので、全く気にしなくて良いと思いますが。そんな風に感じる人がいるんだ!とある意味新鮮だったので、異文化交流の小話として受け取ってください。(全国の下記のお名前の皆様、馬鹿なことを言って申し訳ありません。夫には漢字の意味をよく説明しておきました。)

  • YASU(やす)→値段が安い
  • KEIGO(けいご)→敬語
  • KEITA(けいた)→携帯電話
  • KOTOHA(ことは)→言葉

 

なお、上記で消極的なコメントをした名前の中に、ご自分やご自分の大切な方のお名前があった場合、気分を害されたら申し訳ないのですが、私は全く恥じることはないと思っています。日本では素晴らしい意味や響きを持った、誇りを持って大切に使えるお名前だと思っています。みんながみんな海外で親しまれやすい名前ばかり付けていたら、日本文化の一部が失われてしまいますよね。私はそれはとても残念なことだと思います。もしどうしても海外で使いにくいのであれば、ニックネームで名乗ったり、英語の別名を名乗れば済むことです(中国人はみんなそうしていますし)。また、消極的なコメントをしたお名前でも、バリバリ海外で活躍されている方もたくさんいらっしゃいます。ただ、これから「海外でもすんなり受け止められる名前を付けよう!」と思われているのであれば、一つの参考になればと思い書かせていただきましたので、ご了承いただければ幸いです。